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恒例のピクニック開催される

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(写真)参加者一同 サックレースなどで盛り上がる  ヒューストン日本商工会とグレーター・ヒューストン日本人会共催のピクニックが4月6日日曜、ヒューストン郊外ホックリーにあるオイル・ランチで開催された。  予想もしない寒波の影響で、今までで最も寒いピクニックとなった。開会式では武智日本人会会長から「寒いので挨拶も短くします。とにかくヒューストンでの思い出に残る一日をお過ごしください」との話があり、花澤首席領事の祝辞と続いた。  ピクニックは以前は参加団体がそれぞれ食材を持ち寄り、たこ焼きやバーベキューなどを作っていたが、現在は料理・飲み物が用意され、準備の負担がなくなった。   今回のメインイベントとして、米袋や麻袋の中に両足を入れ、ジャンプしながらゴールを目指す競技サックレースの会社・グループ対抗戦が行われた。白熱した戦いは寒さを一時忘れさせた。日本人会は今回は参加しなかったが、来年は個人・団体で参加したいとのことだ。  子どもたちはそれほど寒さが気にならないようでトランポリンで元気に遊ぶ子が多かった。  日本人会の場所は本部席の後ろで医療グループの隣だったことから医療関係の参加者らと血圧測定などを通じて懇親を深めた。日本人会ではカルビーのポテトチップをたくさん用意していたので、日本人会の会員だけでなく会員以外に子どもたちにも配ることができた。  恒例のラッフル抽選会ではANA及びZipAir提供の日本往復航空券、ダイキンパークの特別招待チケット、テレビなどの豪華賞品がたくさん用意されていた。ラッフル券の売り上げはピクニックの費用に充てられる。日本人会を代表し、ユンさん親子が各テントを回り、たくさんのラッフル券を販売した。  閉会式では浜田商工会会長が「来年も盛り上げて行きます」と抱負を述べた。これからも商工会と日本人会の協力でピクニックがさらに充実したものになっていくよう期待されている。

さくら祭り〜ジャパニーズ・ストリート・フェスティバル

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(写真)開会式での鏡開き 大相撲の元力士やプロ野球の元選手も登場し盛り上がる  ワシントンDC日米協会が主催する全米最大の日本文化の祭典「さくら祭り〜ジャパニーズ・ストリート・フェスティバル」が、4月12日と13日の両日、ワシントンDCのペンシルベニア通り沿いで開催された。日間にわたり、参加者は4つのステージで、伝統音楽、ダンス、J-POP、武道のデモンストレーションなど、日本文化の多彩なプログラムを体験した。  また、伝統的なものから現代的なものまで、日本文化を紹介する様々な企業やベンダーが出展し、キリンビールをはじめとする様々な日本食や飲料も販売された。今年の特別なハイライトとしては、大相撲のイチ(元関脇・逸ノ城)とヒロキ(元関取・飛翔富士)が12日にエキシビション取組(試合)を行い、ファンと交流した。また12日は日本退団外国人選手会(JRFPA)のイベントとして、阪急やオリックスの主砲として三冠王も獲得したブーマー・ウェルズ氏と近鉄バッファローズで活躍したラルフ・ブライアント氏による特別インタビューが行われた。日本のプログレッシブ・メタル・バンド、ウルマ・サウンド・ジャンクションは両日パフォーマンスを行った。  今年からさくら祭りにミニ日本酒フェスティバル「立呑みパビリオン」が新たに加わった。エンターテイメントや食事だけでなく、桜まつりはワークショップを通じて日本の芸術品や工芸品を探検したり、日本の旅行や観光のオプションを発見したりする機会も提供した。

ヒューストンで海外受験講演会

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(写真)講演会の様子 早稲田アカデミー5月10日に  早稲田アカデミーが海外受験講演会をヒューストンにあるヒルトン・ガーデン・イン・ヒューストン・エナジー・コリドー(12245 Katy Fwy, Houston, TX 77079)で5月10日(土)に開催する。  講演会では25年度の首都圏入試概況に加え、最新の帰国生入試動向を伝える。主要校の傾向や科目ごとのトレンド、そして、今後の展望や対策について詳しく解説する。時間は中学入試の部が午前10時30分から12時、高校入試の部が午後2時から3時30分。  また、多くの帰国生が活躍する渋谷教育学園幕張中学校・高等学校の学校説明会を同日午後12時30分から1時30分に開催する。教育目標の一つとして「国際人としての資質を養う」を掲げ、帰国生の受け入れに力を注ぎ、海外留学プログラムや、海外大学進学へのサポートなど、国際的に活躍できる力を身につけられる教育を実施している同校より校長補佐・入試対策室室長の永井久昭先生が「渋幕」流の教育メソッドについて話をする。 詳細と申込はwww.waseda-ac.co.jp/abroad/overseas/lecture.htmlまで。  早稲田アカデミーは首都圏を中心に約200校舎を展開し、難関中高受験に強い進学塾。帰国生入試を熟知していることでも知られる。ニューヨーク校では海外での受験勉強に関する質問や無料カウンセリングを随時受け付けている。電話914・698・1100、Eメールnewyork@waseda-academy.com、ウェブサイトwww.waseda-ac.co.jp/abroad/school/newyork.html まで。

全米桜祭りが開催中!

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(写真)ペタルパルーザ(4月5日) いよいよ4月13日(日)まで ワシントンDC、春色に染まる4週間 トンDCは今年も桜色に包まれています。  現在開催中の「全米桜祭り」は、音楽やアート、美味しい食べ物、そして家族で楽しめるさまざまなプログラムを通して、春を祝う一大イベント。今年も4週間にわたって、100を超えるイベントが街を彩ります。  このお祭りの始まりは今から110年以上前。1912年、日本からアメリカに贈られた3000本の桜の木がそのきっかけです。今ではこの桜たちが、日米友好の象徴として毎年多くの人々を惹きつけています。  2025年の全米桜祭りは3月20日にスタートし、4月14日まで続きます。  数あるイベントのなかでも、毎年人気なのが4月5日(土)にキャピトル・リバーフロントで開催される「ペタルパルーザ」。ライブ音楽やアート体験、ボディマーブリング、カヤックのペイント、サイレントディスコなど、子どもから大人まで楽しめる内容が盛りだくさん。夜にはアナコスティア川の上空に花火が打ち上がり、会場のヤーズ橋はピンクにライトアップされて幻想的な雰囲気に。さらに、会場近くのナショナルズ・パークでは野球の試合「ブロッサム&ベースボール」も開催され、ワシントン・ナショナルズがアリゾナ・ワイルドキャッツと対戦。翌日にはロサンゼルス・ドジャーズとの試合も予定されています。 クライマックスを飾るパレードジャパニーズ・ストリート・フェスも  そして、桜祭りのクライマックスを飾るのが4月12日(土)の「桜祭りパレード」。クアッド・シティDJsやCAMEO、スレッジ・シスターズなどの豪華ゲストが登場し、ミッキー&ミニー、アリエル(『リトル・マーメイド』)などおなじみのキャラクターたちもパレードを盛り上げます。色とりどりのフロートやマーチングバンドも登場し、春の華やかさを全身で感じられるイベントです。  また、日本文化に焦点を当てたプログラムも見逃せません。4月12日・13日に開催される「さくら祭り〜 ジャパニーズ・ストリート・フェスティバル」(主催:ワシントンDC日米協会)では、和食や工芸品、ステージパフォーマンス、文化展示などを通して、日本の魅力をたっぷり味わえます。アメリカ議会図書館で行われる「日本文化の日」(4月5日)も世代を問わず楽しめるイベントです。  さらに、日本広報文化センター(JICC)では、Kurisu LLCと共催する展示「Shin-Ka(新花)」が4月4日〜5月30日まで開催されます。日本庭園の美学や思想に迫るこの展示は、静かな癒しと学びの時間を提供してくれます。  全米桜祭り協会の会長、ダイアナ・メイヒューはこう語ります。「ワシントンDCに世界中からたくさんの人が集まってくれることをとても嬉しく思います。春の訪れとともに、桜の美しさ、そしてその背後にある日米の絆を感じていただけたらと思っています。今年も多くの方にとって、素敵な思い出の1ページになりますように。」  今年の全米桜祭りは、見どころ・楽しみどころがいっぱいです。  (全米桜祭り協会) 祭りの詳細と参加方法 このように、今年の全米桜祭りは日本文化を存分に体験できるイベントが目白押です。詳細なスケジュールや参加方法は、公式ウェブサイトにてご確認ください。NationalCherryBlossomFestival.org 春爛漫のワシントンDCで、日本の伝統と文化に触れるひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。 (主催:全米桜祭り協会)

表現アートセラピー無料プレゼント

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ハッピー・アーティスト・マインド  誰も傷つけずにさまざまな感情を安全に昇華できる表現アートセラピーのハッピー・アーティスト・マインド(Happy Artist Mind/代表:久保田よしえ)が無料プレゼントを進呈している。  プレゼントの内容は①自分を大好きになるための扉(自分を大好きになるための12のポイントと表現アートセラピーのプロセスについて)のレクチャー動画、②心のブロックを手放す瞑想音源(夢を実現するのを阻んでいるメンタルブロックを外すオリジナル瞑想音源)、③瞑想音源の効果的な使い方(音源を最大限に効果的に使うための実際のワークのプロセスのステップ紹介)のスライド、④ドリームマップで夢を叶えよう!(表現アートセラピーの手法を用いながら実際にドリームマップを作ってみるセッション)の動画の4つ。  ダウンロードはハッピー・アーティスト・マインドの広告(本紙2ページ)にあるQRコードからか、EメールHappyArtistMind4U@gmail.comまで問い合わせを。

3月4日を「ZIPAIR Tokyo Day」に制定

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(写真) テープカットをする岩越会長、シュチェスニアック部長ら 成田〜ヒューストン線就航   ZIPAIR Tokyo(ジップエア・トーキョー)の東京(成田)〜ヒューストン線が3月4日、就航した。ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港(IHA)のターミナルDのゲート14で午前に行われた祝賀会では、ヒューストン空港ハーモニー・イン・ザ・エア・プログラムによるライブ音楽やダイナミックな雷太鼓の演奏が披露され、就航を盛り上げた。ヒューストン空港航空部長のジム・シュチェスニアック氏、ZIPAIR東京の岩越宏雄代表取締役会長、ヒューストン総領事館の望月新介領事らがテープカットを行った。  シュチェスニアック氏は「日本は我々にとって最も重要な経済・文化パートナーの一つであり、ヒューストンにとって7番目に大きな国際貿易市場だ。この新しい航路は両者の結びつきを強化し、ビジネス、教育、観光の新たな機会を生み出すだろう」と述べた。  初飛行は空港の放水砲の祝砲とともに離陸した。  同日午後、ヒューストン市シティーホールで開催された就航記念式典では、ジョン・ウィットマイアー・ヒューストン市長より本日3月4日を「ZIPAIR Tokyo Day」に制定すると発表された。ウィットマイアー市長は日本とヒューストンをつなぐ「歴史的な日」とし、「私が長年にわたり注目してきた東京の街を旅行するのを楽しみにしています。ZIPAIRは今や私たちの家族の一員です」とコメントした。  ZIPAIRは、2018年に日本航空の完全子会社として設立されたLCCビジネスモデルに基づいた航空会社。北米路線はロサンゼルス、サンフランシスコ、サンノゼ、バンクーバーにヒューストン線が加わった。東京(成田)発、ヒューストン発ともに火・木・土・日曜の週4往復をボーイング787-8型機(290席)で運航。詳細・購入はウェブサイトwww.zipair.net/enまで。

テイスト・ジャパン・イン・テキサス

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(写真)スタッフも大忙し 日本産食品の促進イベント開かれる  オースティンのあさひ日本食料品店にて  テキサス州オースティンにある、あさひ日本食料品店で3月8日午後、テイスト・ジャパン・イン・テキサスと銘打った日本産食品のプロモーションイベントが開催され、あさひ本店バーネット店前駐車場には4時間あまりで700人以上が訪れる盛況となった。  主催は、在ヒューストン日本国総領事館、ジェトロ・ヒューストン事務所、日系小売店・ディストリビューターで構成される「農林水産物・食品輸出支援プラットフォーム」で、イベントはテキサス州の日系スーパー4店舗(ダラスにあるミツワ、ヒューストンにあるセイワ、オースティンにあるあさひ、サントニオにあるみんなのジャパニーズグローサーリー)で開催された。  今回の対象食品は日本産の和牛、ハマチおよびブリ、パックライス(魚沼産コシヒカリ、ゆめぴりか、あきたおとめ)をベースに、各店舗が趣向を凝らし、日本酒や日本茶なども併せてプロモーション。あさひ日本食料品店は、A5黒毛和牛リブアイ、A5和牛サーロインを焼肉たれ、ぽん酢、ごまだれで、ブリの刺身とブリロインのぶりしゃぶは、極旨醤油、刻みわさび、ゆず胡椒、昆布だしで提供した。パックライス(魚沼産コシヒカリ、ゆめぴりか、あきたおとめ) のほか、日本酒、静岡県産焙じ茶のプロモーションを行った。店内ではハマチそぼろおにぎりの販売、テントでは海鮮丼、ハヤシライスの販売も行った。  あさひによると、ハマチ、ブリ、和牛、パックライスについて訪れた客の9割以上が美味しいと言っていた。米国での一般的な和牛(テキサス産やオーストラリア産)と日本直送の和牛(日本産和牛)の違いを知らない人が多かったという。日本産和牛はあさひ本店で販売している。また米国ではパックライスの知名度はまだ低いように思われたが、試食では「とても美味しい」と言う意見が多かった。  農林水産物・食品輸出支援プラットフォームは2023年12月に立ち上げられた。テキサス州に既存する日本食品の小売店5社と食料・食材の卸業者3社と共に協力し、イベントを行うことによって、より多くのアメリカの人々に日本食に触れてれもらい、理解と美味しさを知ってもらうことを目的としている。また併せてテキサス州全体の日本食料品や、日本食材の売り上げの貢献と定着の強化を目指している。共通のロゴ「Taste Japan in Texas 」やTシャツなどを作成、PRに花を添えた。  あさひ日本食料品店は1967年に松前繁子さんが創業。現在、孫にあたる松前サリーさんが経営しオースティンに2店舗ある。オースティン唯一の日系マーケットとして現地に根付いている。

全米桜祭り開催

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(写真)クライマックスとなる全米桜祭りパレード(4月12日) 3月20日(木)から4月14日(月)まで ワシントンDCを日本文化で華やかに彩る  春の訪れを祝う祭典「全米桜祭り」が、3月20日から4月14日まで、ワシントンDCの都市を中心に開催されます。今年も、春を彩るさまざまなイベントとともに、日本文化に触れられる多彩なプログラムが用意されており、日米の友好を象徴する祭典として、全米、そして世界各国から多くの来場者を迎える予定です。  1912年に東京から寄贈された3000本の桜の木と共に開催されるこの祭りは、100年以上が経った今もなお、日米の固い絆を象徴する躍動的な祭典として受け継がれています。今年のプログラムも、多彩な文化体験をはじめ、迫力あるパフォーマンスや自由に参加できる幅広い展示が盛り込まれており、来場者はワシントンDCの春をさまざまなイベントを通じて祝うとともに、日本の伝統文化にも触れていただくことができます。 開幕を彩る豪華なイベント  祭りの幕開けを飾るのは、3月14日(金)にユニオン駅で開催される「ピンクタイパーティー」です。春をテーマにした華やかなイベントで、世界各地の春のお祭りを一夜で巡るような異空間で特別な時間を楽しむことができるイベントです。  続いて、3月22日(土)にはワーナーシアターにて「オープニングセレモニー」が盛大に開催されます。タップダンス界の革新者であるNY在住のタップダンサー熊谷和徳によるエネルギッシュなパフォーマンスをはじめ、日本の伝統芸能人形浄瑠璃を代表する清和文楽と人気アニメ「ONE PIECE(ワンピース)」の特別コラボ公演。そして2010年に「トイレの神様」を大ヒットさせ、現在ニューヨークを拠点として活動をしている在米シンガー・ソングライターのKa-Na(植村花菜)のパフォーマンスなど、見逃せない一夜となるでしょう。 日本文化に触れる特別企画   日本文化に焦点を当てたイベントも多数開催されます。4月12日(土)13日(日)には、ワシントン日米協会主催の「さくらまつり〜ジャパニーズ・ストリートフェスティバル」が開かれ、日本の食や工芸、パフォーマンス、展示を通じて来場者を日本文化の世界へと誘います。また、3月21日(金)には、日本最後の人形浄瑠璃、清和文楽による特別公演が行われます。  3月29日(土)にはジョージ・ワシントン大学美術館・テキスタイル美術館にて「ファミリー・デー」が開催され、着物文化に触れつつ、実際にアート作品を制作できるワークショップが開かれる。4月5日(土)には、アメリカ議会図書館で「日本文化の日」が開かれ、パフォーマンスや日本文学にまつわるお話会や、アート創りなどが楽しめます。  4月4日(金)から5月30日(金)まで、日本情報文化センター(JICC)では、クリス社との共催による「Shin・Ka」展が開催され、日本庭園の歴史や哲学、文化的意義を探る展示が行われます。 桜の下で楽しむ日本文化  3月29日(土)には、ワシントン記念塔の空いっぱいに無数のカラフルな凧が彩る「ブロッサム・カイト・フェスティバル」が開催されます。同時に記念塔横のステージでは地元の和太鼓グループ・都太鼓が主催する「さくら太鼓フェス」も行われ、空も地も迫力ある1日となります。ご家族で楽しめる無料イベントです。  4月5日(土)には、キャピトル・リバーフロントで「ペタル・パルーザ」が開催されます。日中はライブ音楽や家族向けのアクティビティで盛り上がり、夜にはリバーフロントいっぱいに花火が打ち上げられ、ワシントンの春の夜空を彩ります。  そして、4月12日(土)は全米桜祭りのクライマックスとして、「全米桜祭りパレード」が繰り広げられます。華やかなフロートやマーチングバンドに加え、Quad City DJs、CAMEO、ザ・スレッジ・シスターズなどの著名アーティストが登場するほか、ディズニーワールド・リゾートからはミッキーマウス、ミニーマウス、そしてディズニー映画「リトル・マーメイド」のアリエルも登場する予定です。(全米桜祭り協会) 祭りの詳細と参加方法 このように、今年の全米桜祭りは日本文化を存分に体験できるイベントが目白押です。詳細なスケジュールや参加方法は、公式ウェブサイトにてご確認ください。NationalCherryBlossomFestival.org 春爛漫のワシントンDCで、日本の伝統と文化に触れるひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。 (主催:全米桜祭り協会)

待ちに待ったブックセール

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補習校の古本市が復活  2月の冷たい春雨が降りそそぐタウンセンターの一角で、ニューポートニュース補習授業校が古本ブックセールを開催しました。コロナ渦中の校舎移転もあり、地元の皆様に親しまれてきた補習校の古本市が2019年に中止となり、その再開の目途はたっていませんでした。  そんななか、2024年3月にはニューポートニュースと大阪府寝屋川市により、姉妹都市間の市民訪問団の交流が再開。軍港と歴史の街ニューポートニュースにも、文化的活動と多文化交流の場に少しずつ活気が戻ってきた今年は一から始めるつもりで、街の中心に会場を移したイベントの企画が始まりました。  SCNN(Sister Cities of Newport News)との提携で実現がかなった古本ブックセールですが、なによりも私を圧倒したのは「地元パワー」とその広がりでした。  長年にわたり、地元の日本人コニュニティーを支えてきた在留邦人の方々からは、数えきれない数の古本が寄せられました。そして当日は開場と同時に、邦人のみなさんだけでなく、地元の大学生や日本にゆかりのある現地の方々が次々に来場し、児童書から日本の小説まで、人気の書籍はあっという間に新しい読者に引き取られていきました。  国籍を超えて大人たちが交流する会場には、補習校の生徒たちも来てくれました。日本語と英語が飛び交う中を、書初め授業の作品や常設の美術品、七段飾りの雛人形を鑑賞しながら、記憶に残る珍しい体験ができたのではないでしょうか。(モース結子)