(写真)元SKE48アイドルの荒井優希(左)対 鈴芽(2025年1月)
ヒューストン7月10日と11日、ダラス13日
ホビー・ストア「TOKYO STORY」がプロデュース
日本の女子プロレス団体、「東京女子プロレス」(TJPW)のテキサス巡業が決定、7月10日と11日にヒューストンで、13日にダラスで行われる。東京女子プロレスはサイバーエージェントの子会社である株式会社CyberFight(サイバーファイト)が運営している。テキサス巡業はヒューストンの日系ホビーストアのTOKYO STORYが共同で行うことで実現した。現地のプロレス団体とタイアップしない単独での海外興行は、男女問わず日本のプロレス業界として極めて稀だ。
東京女子プロレスは2012年に独立系プロレス団体として旗揚げ、「文科系女子プロレス」をコンセプトに全国で巡業、通常のリング施設の他、遊園地や水族館、新幹線内での興行が話題を呼んだ。20年から運営元がサイバーファイトになった。
テキサス巡業では14人が招聘される。米国でファンがいるレスラーは、アクション・フィギュアまで売られている伊藤麻希、実力ナンバー1で米国のリングにもよく呼ばれる山下実優(みゆ)、空中殺法がSNSでバズった瑞希(みずき)、小さいのに怪力の渡辺未詩(みう)、スーパーモデルのように美しい上福ゆきなど。日本では3月までSKE48でアイドルをしていた荒井優希(あらいゆき)が人気だ。
TOKYO STORYの清水陽一郎代表は「激しい格闘と高い技術をベースに、物語性とアイドル性を融合させた日本の女子プロレスは、世界に誇れる日本のポップカルチャーの一つ。さらに言えば欧米社会とは一味違う日本的な多様性やガールズ・パワーの象徴ではないか。日本の女子プロレスの粋を集めたような東京女子プロレスを、プロレスの聖地と呼ばれるテキサスから発信できることに今はワクワク感しかない」と語る。
日程は、ヒューストンがPOST(401 Franklin St. Houston TX 77201)で7月10日(木)と11日(金)。ともに午後6時30分開演(開場午後5時30分)。チケットは40ドルから。ダラスはThe OC(680 Innovation Blvd. Forney TX 75126)で7月13日(日)午後12時30分開演(開場午後5時30分)。料金は30ドルから。詳細と購入はウェブサイトtokyostoryusa.com/pages/tjpwまで。