
春になり、自然とで外に出たくなる季節がやってきました。今回は“遊びながら体力テスト”をテーマに大人になった今こそ、子供の遊びをヒントにどのくらい自分のカラダをコントロールしながら動かせるかチャレンジしてみましょう! 友人や子供たちと一緒に楽しく遊んでいる間にカラダの機能が向上する種目をいくつかご紹介します。
真面目に自体重やフリーウェイトでトレーニングするのも良いけど、たまには笑顔いっぱいで筋肉に刺激を入れるのも新鮮ですので、ぜひ行ってみて下さい!
(1)高速スクワット
30秒間で何回スクワットができるか試してみよう! 30代は24回〜29回が標準、40代は20回〜25回、50代は15回〜20回が標準です。それ以下の回数は運動不足です。50代で25回以上できたらカラダ年齢は40代です。持続して行うことで、太もも、臀部の筋力がつき、素早く動ける瞬発力もついてきますので、下半身の安定性を向上させるためにもぜひ日常のエクササイズの1つとして取り入れてみて下さい。

(2)タオル引き
対戦する相手と向き合い、両足を腰幅に開いて立つ。互いにタオルを右手で摑み、腰を落とします。「スタート」の合図で、腕でタオルを引き合って、先に足が一歩でも動いたほうが負け。今度は、左手でタオルを摑み、もう一度。左右とも勝ち星をつけます。体重を後方へとかけることが重要です。綱引きのように、腰をしっかり落として行うと、足腰の筋肉が鍛えられていく。また、腕を引くときは、体幹の筋肉や背中の広背筋が必要です。巧緻性やバランス感覚も必要になり、全身運動として特にスポーツをしている中高生に必要な体幹が鍛えられるので、お子さんと“力試し”してみて下さい。
(3)片足テスト
両手を腰に当て、どちらの足が立ちやすいかを確かめるため、片足立ちを左右行う。支持脚が決まったら、両手を腰に当て、片足立ちの姿勢をとる(片足を前方に挙げる)。両目をつぶって片足で立ち、そのまま何秒間静止できるか測る、体が揺らぐのはいいが一歩でも足が動いたら計測をストップする。ただし65歳以上の方は目を開けて行ってください。35歳〜39歳、14秒以下運動不足、15〜47秒標準、48秒以上は良くできました。45歳〜49歳、10秒以下運動不足、11〜34秒標準、35秒以上良くできました。50歳〜54歳、8秒以下は運動不足、9〜27秒で標準、28秒以上は良くできました。私もやってみましたが、想像以上に難しいです。バランス感覚、体幹の使い方が鍛えらえるので、高齢になってからの転倒防止のためにも今から取り入れて行うと良いでしょう。

(4)ティッシュつかみ
テスト
ティッシュを半分にちぎって片手で頭上へもっていきます。足を腰幅に広げて立つ。もう片方の手はチョキの状態にして、頭上からティッシュを落としてチョキの手でティッシュを挟みます。ティッシュを挟んだ位置が肩より上の場合、20代の敏捷性、肩より下は40代、挟めない場合は50代です。50代の方でも肩より上で挟めたら敏捷性は20代に負けないということです。何人かで行うと盛り上がりますので、行ってみて下さい!
参考:日本健康運動研究所、雑誌Tarzan
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ドロリンガー真紀
カイロプラクティック大学卒業後、カルフォルニア、ワシントン州で豊富な臨床経験を積み、その後、ユタ州での開業を経て、2022年より、テキサス州ヒューストンに Pro Relief Chiropractic をオープン。テキサス州公認カイロプラクター。ガー真紀
カイロプラクティック大学卒業後、カルフォルニア、ワシントン州で豊富な臨床経験を積み、その後、ユタ州での開業を経て、2022年より、テキサス州ヒューストンに Pro Relief Chiropractic をオープン。テキサス州公認カイロプラクター。