(写真)ペタルパルーザ(4月5日)
いよいよ4月13日(日)まで
ワシントンDC、春色に染まる4週間
トンDCは今年も桜色に包まれています。
現在開催中の「全米桜祭り」は、音楽やアート、美味しい食べ物、そして家族で楽しめるさまざまなプログラムを通して、春を祝う一大イベント。今年も4週間にわたって、100を超えるイベントが街を彩ります。
このお祭りの始まりは今から110年以上前。1912年、日本からアメリカに贈られた3000本の桜の木がそのきっかけです。今ではこの桜たちが、日米友好の象徴として毎年多くの人々を惹きつけています。
2025年の全米桜祭りは3月20日にスタートし、4月14日まで続きます。
数あるイベントのなかでも、毎年人気なのが4月5日(土)にキャピトル・リバーフロントで開催される「ペタルパルーザ」。ライブ音楽やアート体験、ボディマーブリング、カヤックのペイント、サイレントディスコなど、子どもから大人まで楽しめる内容が盛りだくさん。夜にはアナコスティア川の上空に花火が打ち上がり、会場のヤーズ橋はピンクにライトアップされて幻想的な雰囲気に。さらに、会場近くのナショナルズ・パークでは野球の試合「ブロッサム&ベースボール」も開催され、ワシントン・ナショナルズがアリゾナ・ワイルドキャッツと対戦。翌日にはロサンゼルス・ドジャーズとの試合も予定されています。
クライマックスを飾るパレード
ジャパニーズ・ストリート・フェスも

そして、桜祭りのクライマックスを飾るのが4月12日(土)の「桜祭りパレード」。クアッド・シティDJsやCAMEO、スレッジ・シスターズなどの豪華ゲストが登場し、ミッキー&ミニー、アリエル(『リトル・マーメイド』)などおなじみのキャラクターたちもパレードを盛り上げます。色とりどりのフロートやマーチングバンドも登場し、春の華やかさを全身で感じられるイベントです。
また、日本文化に焦点を当てたプログラムも見逃せません。4月12日・13日に開催される「さくら祭り〜 ジャパニーズ・ストリート・フェスティバル」(主催:ワシントンDC日米協会)では、和食や工芸品、ステージパフォーマンス、文化展示などを通して、日本の魅力をたっぷり味わえます。アメリカ議会図書館で行われる「日本文化の日」(4月5日)も世代を問わず楽しめるイベントです。
さらに、日本広報文化センター(JICC)では、Kurisu LLCと共催する展示「Shin-Ka(新花)」が4月4日〜5月30日まで開催されます。日本庭園の美学や思想に迫るこの展示は、静かな癒しと学びの時間を提供してくれます。
全米桜祭り協会の会長、ダイアナ・メイヒューはこう語ります。「ワシントンDCに世界中からたくさんの人が集まってくれることをとても嬉しく思います。春の訪れとともに、桜の美しさ、そしてその背後にある日米の絆を感じていただけたらと思っています。今年も多くの方にとって、素敵な思い出の1ページになりますように。」
今年の全米桜祭りは、見どころ・楽しみどころがいっぱいです。 (全米桜祭り協会)
祭りの詳細と参加方法 このように、今年の全米桜祭りは日本文化を存分に体験できるイベントが目白押です。詳細なスケジュールや参加方法は、公式ウェブサイトにてご確認ください。NationalCherryBlossomFestival.org 春爛漫のワシントンDCで、日本の伝統と文化に触れるひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。 (主催:全米桜祭り協会)

ジャパニーズ・ストリート・フェスティバル(4月12、13日)で公演する玉川大学太鼓&舞踊チーム

オープニングセレモニーにてダルマに目を入れる山田重夫駐米大使(右)

オープニングセレモニーにてマウイ太鼓