(写真) ダラス日本人会イベントにて、DV防止の啓発活動を実施
ヒューストンのAADA、日本人被害者にも寄り添う
家庭内暴力(DV)が社会問題として認識される中、テキサス州ヒューストンに拠点を置く Asians Against Domestic Abuse(AADA)は、アジア圏および中東・北アフリカ地域出身者を主な対象とするDV支援団体である。文化的背景や言語に配慮した支援を提供し、多様な言語に対応したサービスを展開、日本人被害者の支援にも力を入れている。
AADAには日本語対応スタッフが在籍し、米国での生活に不慣れな相談者でも安心して状況を説明できる体制が整っている。警察同行、裁判所での保護命令申請支援、緊急避難先の調整、カウンセリングの案内など、個々の状況に応じた実務的支援も実施している。特に、配偶者ビザや在留資格の不安を抱え声を上げづらい日本人被害者からの相談が増えており、AADAは法的リスクや文化的背景を踏まえた情報提供を行うことで適切な判断を促している。
また、AADAはコミュニティー向けの啓発活動にも積極的である。ワークショップや講演会を通じ、DVに関する正しい知識の普及と、被害の早期発見につながる地域ネットワークづくりを推進している。日本人コミュニティーからの理解と協力を得ながら、在米日本人が安心して暮らせる社会づくりを目指す姿勢が同団体の活動を支えている。





