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第8回 テニス肘の予防法

 まだまだ暑い日が続きますが、暑い中、テニス愛好家の方たちは、屋外、屋内問わず、週に数回ペースでテニスをしている方たちも多いのではないでしょうか。

 私のクリニックにもテニス肘の症状で来院される方たちがいます。正式名は上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)と言います。肘の外側に起こる痛みのことで、物を持ち上げたり、手首を伸展させる動作のときに生じます。

 原因として肘の外側に付いている筋肉とその周辺の腱が、手首の伸展の繰り返しによって炎症が起きます。

 特にテニスのラケットを持ちながら、手首を返す動きの反復が原因で筋肉、そして筋肉と骨を繋ぐ腱に炎症が起き、痛みが出ることからテニス肘と呼ばれます。

 テニス愛好家の方たちは、痛みが出始めてもテニスをし続けて、痛みが限界になってから治療を始めるパターンが多いので、完治まで長引きます。

 まずは痛みが出始めたら、プレイの頻度を減らし、テニスをした後は、すぐにアイシングすることをお勧めします。テニスをするたびに痛みが増すようでしたら、テニスを1週間は完璧に止めて、様子をみます。

 テニス肘は同じ動きの反復によって起きるので、その動きを止めると痛みが軽減することが多いです。痛みが減ってきたら図1、図2、図3ストレッチを行います。図1のストレッチは特に重要で手首を下に下げる時、外側(小指側)に手首を下げると効果があります。

 図4はタオルを強く握る&リラックスのエクササイズです。図5は指を広げる運動です。ラケットを握る握力が弱いとテニス肘になりやすく、男性より女性に多くみられますので、ぜひこの2つのエクササイズで強化して下さい。手首の強化も重要です。

 ラケットを振るたびに手首の返しが安定してない場合、手首周辺はもちろん、肘周辺にも負担がかかるので、図6、図7のように手首を鍛えます。

 最後に前腕部の筋肉は比較的小さい分、負担もかかりやすいので、負担減少のためにも上腕も使って、スイングできるよう、図8のように二頭筋を強化しましょう。

 上記のストレッチ、エクササイズはテニス肘にならないように予防として行うのが理想ですので、テニスを長い間、楽しみ続けたいのであれば、日頃からぜひ習慣つけて行ってみて下さい!

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ドロリンガー真紀 

 カイロプラクティック大学卒業後、カルフォルニア、ワシントン州で豊富な臨床経験を積み、その後、ユタ州での開業を経て、2022年より、テキサス州ヒューストンに Pro Relief Chiropractic をオープン。テキサス州公認カイロプラクター。ガー真紀 

 カイロプラクティック大学卒業後、カルフォルニア、ワシントン州で豊富な臨床経験を積み、その後、ユタ州での開業を経て、2022年より、テキサス州ヒューストンに Pro Relief Chiropractic をオープン。テキサス州公認カイロプラクター。