(写真)開会式での鏡開き


大相撲の元力士やプロ野球の元選手も登場し盛り上がる

 ワシントンDC日米協会が主催する全米最大の日本文化の祭典「さくら祭り〜ジャパニーズ・ストリート・フェスティバル」が、4月12日と13日の両日、ワシントンDCのペンシルベニア通り沿いで開催された。日間にわたり、参加者は4つのステージで、伝統音楽、ダンス、J-POP、武道のデモンストレーションなど、日本文化の多彩なプログラムを体験した。

 また、伝統的なものから現代的なものまで、日本文化を紹介する様々な企業やベンダーが出展し、キリンビールをはじめとする様々な日本食や飲料も販売された。今年の特別なハイライトとしては、大相撲のイチ(元関脇・逸ノ城)とヒロキ(元関取・飛翔富士)が12日にエキシビション取組(試合)を行い、ファンと交流した。また12日は日本退団外国人選手会(JRFPA)のイベントとして、阪急やオリックスの主砲として三冠王も獲得したブーマー・ウェルズ氏と近鉄バッファローズで活躍したラルフ・ブライアント氏による特別インタビューが行われた。日本のプログレッシブ・メタル・バンド、ウルマ・サウンド・ジャンクションは両日パフォーマンスを行った。

 今年からさくら祭りにミニ日本酒フェスティバル「立呑みパビリオン」が新たに加わった。エンターテイメントや食事だけでなく、桜まつりはワークショップを通じて日本の芸術品や工芸品を探検したり、日本の旅行や観光のオプションを発見したりする機会も提供した。