(写真)山田大使、百人一首を見学

600人を超える大盛況

 ワシントン新春祭りが1月26日にジョージ・メイソン大学メイソン・スクエア(アーリントン・キャンパス)で開催された。600人を超える来場者で会場は終始賑わいを見せた。

 2年ぶりの開催となった今年の新春祭りは、ワシントン日本商工会、たんぽぽ学園、ワシントン日本語学校が共催。後援の在アメリカ合衆国日本国大使館からは山田重夫駐米大使が挨拶に立った。挨拶の前後には獅子舞が登場し、新春らしいパフォーマンスに来場者からは大きな拍手が送られるなど、非常に好評を博した。

 初めてとなったメイソン・スクエアでの会場には、百人一首かるた、書初め、折り紙などの日本文化を体験できるコーナーや、すごろく、射的、だるま落としといった伝統的な遊びなどを楽しめる子供商店街が設けられた。全てのゲームが無料ということで、多くの子どもたちが心置きなく楽しむことができた。フードコートでは、たこ焼き、肉まん、たい焼き、カレー、おにぎりなどといった日本のソールフード料理が販売され、こちらも多くの来場者が堪能した。

 ワシントン日本語学校は折り紙や習字のコーナーを出し、こちらも盛況だった。

 伝統的な日本文化を楽しめることに興味を持った米国人の姿も多数見受けられるなど、さらなる発展を期待させるイベントとなり、大盛況のうちに幕を閉じた。

子ども商店街も大盛況

 たんぽぽ学園の小学生たちが自作の作品を販売する「子ども商店街」も大盛況となった。子どもたちは、自ら考えた商品をお店に並べ、一生懸命接客や販売を行った。

 山田重夫駐米大使も来店、子どもたちの活動を見学した。山田大使は「このような経験が未来のビジネスパーソンを育む第一歩となるでしょう」と述べ、子どもたちの挑戦を賞賛した。

(写真提供:ワシントン日本商工会、たんぽぽ学園、ワシントン日本語学校)